本文へスキップ

0。

0

0

a活動報告新着情報・FAQ

 ワークショップ  2012年10月7日(金)                      ポスター
「研究を始めよう,論文を書こう」

行動リハビリテーション研究会が主催する論文執筆研修会「研究を始めよう,論文を書こう」が10月7日、慶応義塾大学(東京会場)にて開催され、同時映像にて日本福祉リハビリテーション学院(北海道会場)でも開催された。参加者は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、大学院生や教員など様々な職種であり、両会場の合計で65名が集まった。



今回のテーマは研究や論文ということで、普段難しいと思いこんでいる内容であった。しかし、研修を終えて「自分にもできそう」と思えるようになった。それは、実際の研究例を通した解説が、臨床で実際に用いる際のイメージを沸かせてくれたからだと思う。

研修は、まず山本淳一氏(慶應義塾大学文学部)と鈴木誠氏(新潟医療福祉大学医療技術学部)による単一事例と複数事例に関する研究デザインの講義があり、その後に若手研究者が研究を発表し、若手研究者とアドバイザーが公開でディスカッションを行う形で進んだ。

同職種間でのディスカッションやアドバイスの場は日常的にあるが、行動リハビリテーション研究会では、様々な職種の実践家・臨床家とのディスカッションが行われており、同じ目的を持った他職種との交流が非常に魅力的であった。この実践的な流れや、講師・アドバイザーが「行動リハビリテーション研究会はあなたの臨床や研究をサポートします」と言っていたことで、難しく感じていた「研究」「論文作成」を身近で、自分にもできそうなものへ変えてくれたと感じた。特に、単一事例の研究デザインに関する内容は、特に臨床に取り入れやすいと感じる内容であった。臨床では日々の評価がその対象者の経過や、介入の効果を明らかにし、研究となることを感じた。今後は臨床現場でその対象者に必要なout comeを見定め、そのゴールに対し応用行動分析学的な介入を用いて、小ステップ達成の経過を評価し、表わすことで、フィードバックや研究、自らの振り返りとして残していきたいと感じた。そして、「論文」作成も今後積極的に取り組んで、介入方法やその効果を報告していきたいと思った。

また、複数事例の研究デザインに関しては、「デザイン」と「統計」に対し苦手意識を持っていた。しかし、今回の研修会ではこれまで苦手に感じていたその部分を、易しい用語でわかりやすく解説して頂けたと感じた。また、ここでも概要的な話の後に、実際の研究を例にとった解説があったことで、臨床の中でどのように研究を考えていけば良いのかを感じることが出来、複数事例の研究も決して遠い存在ではないことを感じることが出来た。対象者へのリハビリテーション介入の中で必要と感じた、フィードバックの材料であったり、予後や目標を考える材料を複数事例の研究から示していけるようになりたいと思う。